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結局ジローってば、こんな性格なのに
みんなに愛されてんじゃーん、という話


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微妙にどうでもいい話↓

今回は自己満足が、特にセリフ回しにかなり細かくあるので、ちゃんと解説してせめて意味だけでも伝えた方がいーんじゃないかという。

p4…「私とジローの間には何もない」→恋人同士とかなってるけど、そこに愛情なんて生まれやしないんだ。

p6…「おめーらのじゃねーよ」→けどオレのものでもない、彼女は誰のものでもない

p12…「いー奴だなお前」→ムシャクシャしてた時にちょうどよく現われてくれて(都合の)いー奴だなお前
(羽山と風花はこどちゃ。パーっとゲーセンで「お前はいー奴だ。ヘッ」みたいなこと言ってる羽山)

「今すっげイイ気分なの」→すっげ(誰でもorどーでも)イイ気分なの

「お前なんかでも全然アリ。イケル」→誰とでもやれるくらいどうでもいい気分。

p13…「性欲ってどんな激しい感情からでも〜〜」→エーリッヒ・フロム著『愛するということ』より

p14…「ジローも同じだ」→感情に任せた性愛ばっかじゃねーの?

「そーだったっけ」→小瑠璃との時もそうだったかと思い出してる。けど覚えてない

p17…「嫌われる前に嫌わせよーとする人だね」→相手から嫌われて拒否されるより、最初から嫌われるようなことしてしまえば傷つかなーい★

「でもあの子はそうじゃなかった」→小瑠璃は嫌わずに、てか嫌いになったとしても離れなかったではないか、ということ。

p18…「オレのこと本気で好きになる奴なんかいるワケねーし」→親にも途中で棄てられたから、みんなもそうなんじゃね??という意識の表れ。

p19…「オレじゃなくて」→どんなに気が合うといっても一番愛する相手は他の人だろう?

p23…劣等感→自分は誰にも必要とされてないみたいな悲しいこと言うな。

p24…「傷を舐めあっていたのかよ」→水花と居て心地よかったりするのは、彼女もまた劣等感にまみれており、そんな彼女と慰るように傷の舐め合いをするから心地よいと感じていたのだろーか。

p25…「同じように水花が歩く」→オレと同じく劣等感に満ちながら

p26…「それは行けども行けども真っ暗な道で〜」→今の歩いてる状況と同時に、二人の関係の比喩。進もうとしてるけど闇のままだし、途方も無く遠い道のり。

「本気で怒ってくれる人がいるのは幸せなことだね」→自分を正してくれる人!!なっちゃんはねーちゃん

p27…「舐め合いと違うのか」→今の水花の慰めは、同じ傷を舐めてるというより事実を言ってくれただけなのでは? 事実なのだから、オレは幸せ者だしなっちゃんの友愛は真実なんじゃね?

p29…「それは信じてもいいのだろうか」→それとは小瑠璃の愛

p30…「光ってるのは月のせいなんだ」→やたら小瑠璃がきらめているように見えるけど月だろ!

「だってオレん家のまわりには灯りが無い」→ジーロのアパート周辺は鬱蒼とした森(笑)で、街灯も無い。と同時に、先程比喩した真っ暗な道のりに、希望である光が入り込んできたという意味でもある。

p31…初めての小瑠璃の笑顔♪

p32…「ホレられた弱味ってヤツね」→こんな風に本気?で愛されちゃったことが嬉しくて、どうも逆らえない、という弱味。